今回はお客様が、中古車をご購入した時から貼ってあるカーフィルムが劣化しているので貼り替えをご希望とのことでご入庫いただきました!
フィルムが退色しており、施工もあまりキレイではありません
フィルムのメーカーまでは判断できませんが、あまり質の良いフィルムではありません。
量販店で売っているフィルムを見かけます。
「フィルムも安いし自分で貼れば一番安上がり。」
確かに最初はそう思います。
しかし!!! これが落とし穴なんです。
カーフィルムは意外と奥が深く、見よう見まねでやろうとすると意外と難しいんです。
施工液の作り方、エアの抜き方、ホコリや異物を極力入れない貼り方、またそれらが入ったときの対処法、仕上げの仕方。
施工具もプロ用は全然違います
一式揃えるとなると数万円はかかるでしょう・・・
量販店で売られている施工具はフィルムにキズを入れる恐れもあるのでオススメできません。
施工具でヘラを使いますが、種類も何種類もあり、一つ一つを細かいヤスリで研いでフィルムにキズを入れないようにします。
失敗して、また買って、キレイに貼れず、また買って・・・・
「繰り返した結果施工店にお願いするのと同じくらい金額がかかって・・・」
という話も度々聞きます。
「フィルムが劣化したらまた買うから大丈夫」
ここにも落とし穴が
フィルムは簡単に剥がれません。
剥がしてもフィルムの糊が残り、この糊を除去するのが一番大変なんです。
どこのお店でも剥がしの工賃はそれなりにかかります。
そして一番心配なのが、リアガラスの熱線プリントが剥がれるという恐れ
この熱線が剥がれるという現象は、実は最近の車種のほうが多いんです。
国産車、輸入車問わずこの現象は起こります。
「カーフィルムは、一度で質の良いフィルムを貼る」
これに限ります。
国産フィルムの良質なフィルムを貼れば劣化はほぼありません。
量販店のスモークフィルムで、1年後に透明フィルムになったお客様が以前いらっしゃいました。
当店で貼り替えの作業をご依頼いただきまして、熱線は大丈夫でしたが、結局倍以上の金額がかかったと後悔されていました。
当店はフィルムの剥がし作業も実績豊富です。
熱線の剥がれやすい車種などの情報もありますので、お困りの方はご相談ください。