トレンドワークスの松本です。
オーディオでスピーカーの交換やデットニングをして、音質が向上するとパワーアンプを追加したり。スピーカー配線をオーディオ用のケーブルで引き直し、更に音質向上をさせていきます。
その際に、ナビ(オーディオ)からアンプまでのケーブル「RCAケーブル」やアンプからスピーカーまでのケーブル「スピーカーケーブル」という名前の違うケーブルが出てきます。
簡単に説明するとナビやオーディオから出た微弱な信号をアンプまで届けるのが「RCAケーブル」
役割はオーディオやナビから出た微弱な信号をアンプで増幅し、その信号が増幅されスピーカーを振動させることができるパワーになり、アンプから出たパワーのある信号は「スピーカーケーブル」でスピーカーまで届けられ、スピーカーが振動して「音」が出ます。
RCAケーブルはこんな形のケーブルです。↓
テレビの裏に差さっているケーブルと同じです。
赤と白のケーブルは比較的安価なケーブルに多いデザインです。
下のアメリカのオーディオケーブルメーカー「モンスターケーブル」は下の様な高級なケーブルです。
ケーブル部分は全体的に太く、端子部分も金メッキなどが使用されていて、見た目から違うのがお分かりになると思います。
「RCAケーブル」と「スピーカーケーブル」の価格がピンキリなのは、使用している素材などの差から「音質」の差になってきます。また、音質以外での違いは「ノイズ対策」部分です。
高いケーブルほどノイズに強く、安いケーブルほどノイズに弱くなります。
オーディオを交換しても「シャー」や「スー」というノイズが出てしまっては台無しです。
当然、高いケーブルの方が使用している素材が良く、結果として音質が劣化せずノイズにも強くなります。
青いケーブルがモンスターケーブルで1番高いグレードのケーブルで2番目が赤いケーブルです。
価格は5mで定価¥19,000(税別)
価格は5mで定価¥11,000(税別)
ケーブルの中の素材などの細かい話は長くなってしまうのでまた後日に!
「ケーブルの差は良く分からないから1番安いケーブルで!」と言う方が多いのですが、実際にはスピーカーやアンプによって製品に見合ったケーブルを使用するのが1番です。
まず最初に大事な部分は…
性能の高いスピーカーは「信号を表現する力(再生能力)が高い」。
性能の高いアンプは「信号を劣化させずに増幅する力が高い」という事です。
そこである程度の「質」のケーブルが必要になります。
ケーブルに混入した「ノイズ」は、アンプまで届けられて性能の高いアンプは必要のないノイズまでしっかり増幅してしまい、そのままスピーカーケーブルを通り、再生能力の高いスピーカーは必要のないノイズまでしっかり綺麗に再生してしまいます。
「製品に合わせたケーブル選び」が必要な理由はここです。
付いているスピーカーやアンプとケーブルが見合っていないケーブルを使用してノイズが気になる車は正直とても多く存在します。(実際にはケーブルの質以外にも引き回し方なども影響します)
このことをちゃんと説明せずに高いケーブルを売ろうとするショップが多いですが、高いケーブルを使用した方が良い必要性を初心者の方でも分かり易く説明したうえで選んで頂くのが1番だと思います。
高いケーブルを使用しないといけない理由はありません。
高い物でも必要のないものはお勧めしませんが、使用した方が良いものはお勧めさせて頂きますので、考えてから選んでください。
オーディオのプロショップが高いイメージなのは初心者でも分かる様な説明があまり無く、高いケーブルや高いパーツを使用し、オーナーの方が求めていない良い音を提供し結果として「高い」というイメージになってしまいます。
お客様がちゃんと納得して、必要性を感じてから購入して頂ければ「高い」というイメージも無くなると思います。
TRENDWORKSではできる限り、初心者にも分かり易く説明させて頂きますので、ご不明な点がありましたら初歩的な質問でも、どんどん質問してください!