トレンドワークスの松本です。
今回は、T32型「エクストレイル」のスピーカー交換とデッドニングをご依頼頂きました!
スピーカーはJL AUDIO「TR650-CSi」に交換し、デッドニングは初級プラン「STP GOLD AERO」を使用した仕様です。
まずは純正状態から…
この白いビニールは必要ありません。ビニールはブチルで固定されているので、ただ外しただけではベタベタでドア側にもブチルが残ってしまいます。
ビニールを外してから制振材の吸着率を高め、剥がれないように念入りに「脱脂+清掃」します。
今回交換する「純正スピーカー(左)と社外スピーカー(右)の比較」
表面上はあまり差はないですね…では裏は?。
違いは「ここ」ですね!
スピーカーの動きを制御するマグネット(スピーカー中央)。
これは大きさが全然違います。スピーカーを「動かす」「止める」の能力が高くなって音にメリハリが出て結果「音質が向上」します。
全てではありませんが、スピーカー価格が高くなるとマグネットも大きくなる傾向があります。
簡単に説明するとマグネットの大きさの差が「スピーカーの性能の差」です。(実際にはそこだけではありませんが…)
純正スピーカーはメインで使用されている素材がプラスチックでとても軽く、安物スピーカーにしか見えません。
例えば「ラジオ」の音質がCDに比べて「悪い。」と思う方はスピーカー交換する価値ありありです!1万円以下のスピーカーでもスピーカー交換すれば確実に「違い」が分かります。
これは交換後の変化がかなり期待できそうですね!では交換しましょう。
おっと!その前に「デッドニング」ですね。
スピーカー背面には「レアルシルトディフュージョン」を使用します。
これは比較的安価なスポンジ素材の吸音材とは訳が違います。まさに「質」重視の製品です。
これがあるのとないとでは音質に「かなり」差が出ます。デッドニングの「初級」「中級」「上級」全てのプランで使用します。
「デッドニング」と「レアルシルトディフュージョン」の施工でスピーカーにとっては最高の環境で音を出すことができます。
「純正スピーカー+最悪環境」と「社外スピーカー+最良環境」でスピーカー単体の交換以上に音質の差が出て交換後の体感度、満足度も倍増します!
MDF製インナーバッフルにスピーカーをガッチリ固定します。ツィーターも取り付けしますが今回はツイーターはドア内張り側に設置してます。
ドア内貼りを戻して、サウンドチェックをしたら完成です!
純正スピーカーのこもっててモコモコした音が無くなって、クリアでパンチのあるサウンドに激変しました!
見た目はあまり変えずに「音質」だけを向上させる音質向上プラン!
ツィーターは純正位置に設置しても、ご希望の場所に設置しても「追加料金なし」です!
※特殊な場所は相談してくださいね。
エクストレイルをお乗りのY様、ありがとうございました!
次回はサブウーファーのご依頼お待ちしております。